2024年10月22日火曜日

ゼロトラストのようで、ゼロトラストでないもの(錯視)

「ゼロトラスト製品」という言葉を聞くと、どれでもゼロトラストを実現できそうな気がするが、そうではないらしい。

「ゼロトラストとはなにか」を正しく理解していないと、ゼロトラスト製品をいれてもゼロトラスト化できませんということになる。

「ゼロトラストとは何であって、何でないか」の背景情報を正しく捉えていないと、誤った結論に行き着いてしまう。背景情報の違いによって、誤判断する例を見つけたのでメモ。

出典: https://www.psy.ritsumei.ac.jp/akitaoka/light2.html
https://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/


正方形の明るさは a = d と b = c のように見えるものの、物理的な明るさは b = d であるそうだ。背景情報が間違っていると、違うものを同じものだと勘違いしてしまう。

しかし、これには救いの手があって、背景色の白と黒は同じでも、上下の四角がなくなると錯視が減るそうだ。

正しいゼロトラストの理解が進めば、完全に理解できていなくても「ゼロトラストではないものをゼロトラストと勘違いする」ことは減りそうだ

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

ゼロトラストのようで、ゼロトラストでないもの(錯視)

「ゼロトラスト製品」という言葉を聞くと、どれでもゼロトラストを実現できそうな気がするが、そうではないらしい。 「ゼロトラストとはなにか」を正しく理解していないと、ゼロトラスト製品をいれてもゼロトラスト化できませんということになる。 「ゼロトラストとは何であって、何でないか」の背景...

人気の投稿